通常の恋愛とは異なる不倫の恋。
楽しいはずの恋も、心の強さ次第では、苦しい恋となりがちに。
そこで、不倫の恋を継続させたいと考えている方に、不倫の辛さに耐えられる心の在り方をお伝えしようと思います。
1 ストレスを涙で浄化する
気が付いていなくても、日常の生活でストレスは溜まってしまいます。
仕事であれ、対人関係であれ。
不倫の恋以外にも溜まってしまうストレスを、こまめに解消していかないと、心が病む原因になってしまいます。
心が病み始めると、何をやってもマイナス方向へと進んでしまいますし、判断力も失ってしまいます。
大事な恋を辛を貫くには、ストレスを解消することがとても重要になってくるのです。
そこで、とても素敵なストレス解消法がございます。
それは、泣くことです。
泣くと言っても、悲しみの涙はいけません。
悲しみの涙は、心に重さを残します。
良い涙。
つまり、感動する涙を日常で取り入れる訓練をおすすめします。
・幸せな映画をみて、うるうると流れる涙
・心に響く音楽を聴き、流れる涙
幸せだと感じられる時に流す涙は、全ストレスを消し去るほどのパワーがあります。
心が洗い流され、クリーンな状態で上書きされ、次に進む活力をも生み出してくれます。
涙を流すことは、慣れるとそう難しいものでもありません。
最初は泣けなくても、涙が流れる一歩手前で良いのです。
感動して泣けそう、という気持ちの高ぶりが重要であって、号泣することが目的ではありません。
心が潤いに満ちて、感極まることを、日常で取り入れてみましょう。
2 自分を主人公にする訓練

不倫の恋で重要となってくるのが、自己評価のバランスです。
彼のペースに合わせてしまうと、どうしても自分がおろそかになりがちです。
そうなると、彼を中心とした恋愛になり、この恋の主役が彼となってしまいます。
彼を中心とした恋は、自己評価が下がり、彼の機嫌をうかがったり、好かれるために自分を偽ったり。
また、彼に居心地の良さを感じてもらうために、無償であれこれ尽くさなくてはなりません。
当面、関係は良好を維持しますが、彼はすぐ尽くされることに慣れてしまいます。
そして、あなたは日々彼をメインにするため、ストレスが増えてしまいます。
こうなると、渦を巻くようにズルズルと辛い恋の道へ。
そうならないためにも、物語の主人公をあなた自身に置き換える訓練をおすすめします。
特に難しいことではありません。
夜寝る前に、目を閉じて、頭の中で小説風に今日あった出来事を考えるだけで良いのです。
彼とのやりとりを思い出し、小説を読むように頭の中で物語を流します。
本当はもっとやり取りをしたいと望んでいたけれど、彼から面倒な女だと思われたくないという思いが勝り、それを言い出せないでいた。最後に早く会いたいな、と言ってみたが、彼は返事を濁してやり取りを終えた。なぜ彼は濁したのか。やはり、会いたい気持ちがプレッシャーになっているのだろうか」
などです。

3 気になる点を見すごさない

恋は盲目といいますが、彼の悪いところに目をつぶるということは、恋の盲目ではありません。
見えていてもなお、見ないふりをしているだけだなのです。
当然、自分の心の底にあるワダカマリに蓋をするのですから、容量一杯までたまると心を壊す原因に。
ん?と思うことは、時間をかけてでもじっくりと考えてください。
そこで、どこまでが妥協で、どこまでは許せないかの基準についてです。
心の幸せバロメーターを持つようにしてください。
このバロメーターは、常に0が基準です。
0以上は自分が幸せ
0以下は自分が不幸せです。
彼の素敵な面や、優しさなどを受けると、当然数値は上がっていきますよね。
しかし、彼の悪い点を見つけてしまい、それが今まで上がったメーターを消し去り、0を下回るようならば、彼の悪い点はあなたを不幸せにする、という事になります。
逆に、彼の悪い点が色々と目立ってしまっても、数値が0にならないくらい良い面が高ければ、彼の悪い点が多々あってもあなたは幸せという事がわかります。
今あなたがどれくらい幸福を感じているのか。
また、不幸のレベルに達しているのに、なぜ我慢をし続けているのか。
心のバロメーターで客観視し、じっくりと考えるようにしましょう。
4 引き寄せの法則について知る

物のすべては粒子からできています。
そして、その粒子は量子力学でも証明されているように、絶えずわずかに振動し続けています。
科学で解明されているこの振動を、私たちは波動と呼んでいます。
この波動は、周波数です。
ラジオのチューニングを特定の周波数に合わせると、音楽や声が聞こえてきますよね。
しかし、周波数がずれると、ざーっという音がします。
まったく同じ周波数に合わせることで、共鳴し、音が鳴る仕組みを、波動共鳴と呼びます。
波動が共鳴していると心地よく、共鳴できていないと、チューニングのずれたラジオのように耳障りで居心地がよくありません。
波長のあう人、波長が合わない人、と良く言われていますが、まさにこのことです。
学生のころ、化学や理科の実験でやったことを思い出して下さい。
水晶を二つ用意して、片方をカーンと叩くと、叩いていない水晶もカーンと音が鳴る実験をしませんでしたか?
同じ波動を持つ物質が、空気中で振動となり、もう片方にも伝わる不思議。
これと同じく、共鳴する波動を発することで、波長の合う人たちが心地よさを感じ、波動を返してくれます。
幸せの波動を出せば、幸せが引き寄せられるし、願いもまた引き寄せられるのです。
幸福度が高ければ、周囲には幸せな人々が増えます。
反対に、ネガティブで負のオーラを身にまとっていると、似たようなマイナスの人々があなたの周りに集まってしまいます。
常になりたい自分を心の中に描くことにより、自然とその願いに近づいていくことができるのです。
ただ、注意しなければならないのが、なりたい、なりたい、と願ってはいけないという点です。
例えば、お金持ちになりたい。と強く思い続けるとします。
これは、お金を引き寄せるのではなく、お金持ちになりたい、という思いを持った人たちを引き寄せてしまいます。
幸せになりたい。という場合は、幸せではない、幸せになりたい願望が集まります。
愛されたい、独り占めにしたい。という想いが引き寄せられ、より欲望が増幅されてしまいます。
大事なのは、幸せになった自分を想像し続けること。
愛されている自分を思い描くことです。

不倫の恋を貫き続けるには、優しすぎる弱い心では立っている事さえできなくなります。
心が苦しみに支配されるのを、じっと耐えているだけでいいのでしょうか?
身体のトレーニングと同じで、心は鍛えなければ強くなりません。
もって生まれた本質だって、トレーニングをすることでアスリートたちは克服しています。
強い凛とした精神力は、世界で唯一あなたの味方となってくれる武器です。
手入れを怠らず、この武器の強化を日々怠らないよう実践してみてください。
あなたの願いが叶うよう、祈りを込めて作成させていただきます。

あなたが言えなかった思いや、普段なら軽く流している話からも、新しい何かしらの気づきが得られますよ。