今日は「辛い恋愛依存脱却方法」についてご紹介しようと思います。
恋愛で辛いという悩みを抱えていらっしゃる方のほとんどは、気持ちをコントロール出来なくなる恋愛依存に陥っています。
・連絡を待っているのが辛い。
・こないメールをずっと待っている。
・彼の事ばかり考えてしまい、なにも楽しめない。
・彼を好きな気持ちと比例して不安がつのる。
などなど。
不倫の場合は、誰にでも相談できるという悩みではありません。
常にリスクと隣り合わせにいるので、より悩みは深刻化。どうして自分ばかりこんなに苦しい思いをしているのだろう、と思っていらっしゃるかもしれませんが、意外と多くの方が似たような悩みを抱えていらっしゃいます。
その悩み。少しでも楽になれるよう、お手伝いをさせていただけたらと思います。
下記でご紹介する「辛い恋愛依存脱却テクニック」は、私が何度も陥った恋愛依存から、見事に克服できた唯一の方法でもあります。
どなたかの参考になれば幸いです。
恋愛依存について知る

不倫の愛は脳内麻薬とも呼ばれているほど、依存性の高いものです。
一度その快感を味わってしまうと、なかなか抜け出せないのが特徴。辛い、嬉しいを繰り返してしまい、ますます抜け出せなくなっていきます。
依存症のほとんどは、脳から出る分泌物のアドレナリンが興奮を呼び、その快感が癖となって依存へと陥ります。
恋愛時に放出される脳からの分泌物も、またアドレナリンです。
違法薬物に依存する多くの人は、なにかしら大きなストレスを抱え、そこから逃げ出すように麻薬を使用してしまいます。
不倫もまた同じ。不倫という関係柄、じっと耐えていなければならない時間が多く、ゴールのない見えない道を歩いているので常に不安が伴っています。
ストレスがたまればたまるほど、それを発散できる瞬間がとてつもない快感を呼びますよね。
彼からの連絡であったり、デートであったり。
ひとたび大きな興奮が訪れることにより、その時使用されたエネルギーの反動で心身が疲労します。

恋愛依存しやすい体質もあります

恋愛依存に陥りやすい体質の方は、どうしてもいらっしゃいます。
とくに、「自分に自信をもてない方」が多く依存してしまう傾向にあるように思います。
↓
彼の気持ちが冷めたからね
↓
どうせ私なんか好かれるわけない
↓
もうこの関係は終わりなのね
のように「どうせ私なんか」というネガティブ要素が強く、結果として自分を追い詰めてしまいます。
そして、崖っぷちまで追い詰められ、息も出来ないほど苦しくなると、最終手段として彼の愛情を試してしまいます。
・好きだと言って欲しい。
・愛情があるのか口で言ってほしい。
・別れたくないと言ってほしい。
そう思いながら、別れを切り出してしまうのです。
そのまま終わってしまわないのが、不倫の酷い処かもしれません。
男性もまた共依存をしている場合が多く、さんざん放置しておいたくせに、逃げる獲物は逃したくない衝動に駆られてしまいます。
また、男性が追いかけてこない場合は、別れを切り出した本人が、別れたくない一心ですぐに復縁を申し出てしまいます。
こうして別れと復縁を繰り返すことにより、恋愛依存が深刻化。辛い現状から抜け出せなくなってしまうのです。
恋愛依存を抜け出すにはとことん苦しむこと

一般的に、恋愛依存から抜け出す方法として、
・リフレッシュをする
・体をおもいっきり動かす
・忙しく働く
・趣味に没頭する
と言われる方が多くいらっしゃいます。
確かにその方法で気を紛らわせることができますし、依存も抜け出せる方もいらっしゃいます。
しかし、これらは軽度な状況からの脱出方法だと私は考えています。
深刻に悩んでいらっしゃる方には、余力がありません。
体を思いっきり動かせる気力もなければ、趣味を探して没頭する余裕もないのです。
わずかに残った余力で、どうにか日常生活を過ごしているのです。
だから私は、思いっきり悩み抜くようお伝えしています。
悩まないようになりたいのに、どうして悩むの?と思われるかもしれません。
人は悩んで良いのです。
悩み抜いたら次は怒りに変換

悩みに悩んだら、そのストレスは反動を呼びます。自分でやや意識するように、その反動の矛先を怒りに変えてみて下さい。
(怒りと言っても、復讐や報復といった行動は絶対におやめ下さい。自分を傷つける結果となってしまいます)
どうして私が待たなくてはいけないのか。
どうして私が話を合わせなければならないのか。
どうして私ばかり我慢をしなければならないのか。
彼は何様なのだろうか。
などなど。
一度怒りを覚えると、溢れんばかりのパワーがみなぎってきます。
つい先日まで憔悴しきっていたのに、どこからこれほどパワーが出てくるのか、不思議になるはずです。
実はこの怒りの正体は、依存の快感をもたらす原因となっているアドレナリンです。
禁断症状で苦しんでいる状態の方にとって、まさに喜びの分泌物です。
彼からもたらされていたはずのアドレナリンが、自分自身で作り出すことが出来るのです。
この興奮状態を呼び出すことができさえすえば、彼を待つ必要は減ります。
欲しかったアドレナリンが、自信で生み出せたからです。
セロトニン効果で気持ちを鎮静化

怒りは時間と共に収まりますが、それと同時に疲労感がまたも襲ってきます。
ポイントは、この疲労感にのまれないこと。
人間の脳には、体を癒すセロトニンという分泌物が存在しています。
アドレナリンを抑制し、心と体を癒す成分でもあります。
このセロトニンを上手に分泌させることにより、比較的軽度の疲労で済むようになります。
セロトニンの分泌を上げるには、リラックス状態を作ることです。
・お風呂で体を温め、代謝を良くする
・月の光を浴び、静かな自然の音に耳を澄ませる
・お気に入りのアロマでマッサージをする
・森林浴をする
などなど。
アロマテラピーやヨガ、リラクゼーションなどで取り入れられている方法を参考に、心を思う存分癒してください。
この時、口に出して自分を褒めるよう心掛けてみて下さい。

自身を労わり、励まし、褒める。
自分という価値を高めることにより、ネガティブだった恋愛感情もポジティブにとらえる事ができるようになります。
恋愛依存から抜ける方法まとめ
不倫から抜け出すか、そのまま継続するか、は本人の意思により異なります。
しかし、自分に自信のある人は、辛い恋に走りません。
不倫関係においても、良いポジションでいる事ができますし、待ってばかりいる、追いかけてばかりいる恋からは卒業することが出来るようになります。
一枚上手をいって、「追いかけているふりをする」ことも出来てしまいます。
楽しむ恋でなければ、時間を費やす価値は不倫にはありません。
リスクを背負ってまで、なぜ苦しい思いをしてしまうのか。
不倫が辛いと感じていらっしゃる方は、一度しっかりと自分の心に問いかけてみる時間が必要かもしれません。