SNSやオンラインゲームなどのつながりで、簡単に恋愛を楽しめる時代となりました。
そこで最近増えているのが、ネット繋がりの不倫です。
遊びの延長で始めてしまった不倫だけど、現実に大きなトラブルとなった例も。
トラブル1 ウソの恋から離婚と慰謝料
ネット上での恋愛だからばれないし大丈夫、と油断していてはいけません。
久しぶりの恋愛で浮かれているのもつかの間。浮気相手の要求を断り切れずに、リアルでの接触を断れない女性もいます。
特に流されやすく優柔不断なタイプに多いケースが、疑似恋愛からの不倫トラブル。
本気で恋をしているわけでもないけれど、恋愛ごっこを続けているうちに相手からの会いたい攻撃に負けてしまいます。
一度だけなら会っても良いかな、と流されてしまうと、そのまま肉体関係を持ってしまう事も。
こうなると、遊びの延長ではありません。
不貞行為を行ってしまった以上、離婚と慰謝料問題がすぐそばまで歩み寄っています。
どれだけ自分が注意をしていても、相手が同じだけ注意を払っているとは限りません。
彼のミスにより、この不倫が相手のパートナーにばれてしまう可能性も十分にあります。
不倫の慰謝料は、相場が100万~200万。
離婚に発展した場合は300万と言われています。
(内容や収入、家庭環境により変わります)
さらに、W不倫の場合はその倍です。
よくW不倫は相殺と言われますが、実際はそうではありません。
お互いに離婚をせず慰謝料を払う場合は、互いの家計から支出をするので相殺と考えても良いでしょう。しかし、互いに離婚した場合は、相手の奥さんから300万、自分の旦那から300万を請求されることになるのです。
※600万!?とビックリしてしまうかもしれませんが、この額は不貞行為をして婚姻関係の継続を困難にさせた当事者二人に請求される慰謝料なので、浮気相手の彼と話し合って半々になるケースがほとんどです。

トラブル2 恋に恋する疑似恋愛にのめりこむ


たいして相手の事が好きと言うわけではないけれど、好きなふりをして恋愛を楽しんでいる事を言います。
とくにネットから発展した恋愛は、このケースが非常に多いと言っても良いでしょう。
相手の顔や仕草、雰囲気や本当の性格などがわからないのに、相手の事を好きになるケースのほとんどは、この恋に恋をしている疑似恋愛です。
恋をしていると興奮しますよね。
あの時の興奮は、脳内麻薬とも言われていて、大変依存性の高い興奮ととなります。
恋愛中はドーパミンがとめどなく溢れ、感情が高ぶり忘れられないくらいの魅力に心を踊らされてしまいます。
この時の興奮を、彼への愛情だと勘違いをしてしまうのです。
ドキドキ感や高揚感をもたらしてくれているのは、彼ではなく疑似恋愛。
恋愛ごっこだと気がついているけれど、その興奮と依存が忘れられず、自分の気持ちに蓋をして疑似恋愛を続けているケースが多くあります。
やっかいなことに、この疑似恋愛はのめり込む可能性がとても高く、依存性も高いと言われています。
なぜなら、アドレナリンの興奮を味わうために恋愛をしているので、相手の欠点など関係ありません。
恋が冷めるという事がないので、盲目どころか欠点は全てスルーです。
見えないのではなく、見えているのに見ないのです。

トラブル3 詐欺被害に遭いやすい

恋はとても楽しく、疑似恋愛といえども充実した日々を過ごすことができます。
バレずに、ネットで不倫を気軽に楽しめる。遊び感覚なので罪悪感もあまりなく、いつでもスマホで恋愛を楽しむことができる時代となりました。
このように便利なツールには、とうぜん闇も潜んでいます。
・現実逃避の恋を楽しみたい主婦。
・リアルで味わえない恋愛に飢えている女性。
・恋愛依存気味な女性。
などなど。オンラインの世界にどっぷりとはまっている女性は、なにかしらの悩みを心に溜め込んでいるタイプが多く、トラブルに引っかかりやすい性質をもっています。
そのような女性を食い物にする詐欺師も、悲しい事に数多く存在しています。
・結婚をする前提で付き合いをし、金銭を巧みに要求。何百万もの大金をあっという間に吸い取られてしまう。
・何かしらの利益が得られると説明をし、信用させたうえで金銭をだまし取る。
・わずから金額をもらい、知らず知らずに犯罪行為に手を貸してしまう。
・既婚女性を狙った詐欺師に、不倫行為の証拠を握られ金銭を要求される。
・エッチな画像を送ってしまい、脅迫材料にされる。
などなど。
不倫の場合は誰にも相談できないケースが多く、より被害が悪化します。
もしこういった被害に遭いそうになった場合は、ウソも方便です。
・旦那が(家族)警察官
・両親が弁護士
・実家が暴力団関係者
騙そうとしている相手が、距離を置きたくなるようなお話をしておきましょう。

トラブル4 相手のストーキング

気軽に楽しんでいたつもりが、相手がどっぷりとはまり込み、ストーカーに豹変してしまったといったトラブルもあります。
とくに、ネットの世界に依存しがちな人は、なにかしらリアルに問題を抱えた人が多い傾向にあります。
もともと依存体質であったり、粘着質傾向にあったり、と付き合いを深めるにつれ、ややこしい関係になることもしばしば。そのなかでも、このストーキング行為と言うのは大変厄介で、ネットの世界だけだからと安心していてはいけません。
ネットの世界は奥深くまで紐づけされています。
それを手繰っていくと、知られたくない情報へとたどり着かれてしまうことも。
時には住所さえも特定されてしまう可能性もあります。
個人情報をネット上に置かないよう気をつけていても、SNSの友達関係からつながってしまう事もあります。

不倫相手が詐欺行為を働くかもしれません。
常にそういったリスクがあると心に留め、いつでも戦えるようこちらも情報収集をしておくことをおススメします。