どうしてあの人はあんなに自分勝手なんだろう。
という悩みは、不倫に大変多い悩みでもあります。
せっかく相手の都合に合わせて予定を組んだデートも、仕事を理由に平気でキャンセル。あとで電話するから、と急ぎ早やに言われて、待っていても全然連絡がこない。

自分勝手な振る舞いを何度もされると、積もり積もるモヤモヤ感に、かなりイライラ。
でも、悲しい事にこれが不倫なのです。
基本、不倫をする人は自分勝手
彼女がいるのに浮気をする男も、十分自分勝手です。しかし、法的に守られている夫婦という聖域を無視して不倫をしている人は、より自分勝手です。
W不倫の場合、当然両者が自分勝手と言えますが、局面をリードしている方がより自分勝手な振る舞いをしてしまいます。
なぜなら、両者が自分勝手なおこないを続けると、破局が訪れてしまうからです。
関係が継続しているということは、基本、破局しないようどちらかが相手の勝手に合わせてあげている状態です。
この根本にある原因が、《惚れた弱み》なのです。
自分勝手な不倫相手の対処法1

【相手にまったく期待をしない】
これは、仕事や対人関係など、色んな局面でも役立つ対処法です。
がっかりきてしまうことの原因は、期待が裏切られた事による失望感がメインです。
・約束したのだから、当然守ってくれるだろう。
・私ならこうするから、きっと彼もこうしてくれるだろう。
・プレゼントをあげたら、絶対にお返しをくれるだろう。
など、当たり前の事を当たり前に期待している事で、それに反する起こないに遭遇し、酷い失望感に見舞われるのです。
最初から何も期待をしていなければ、がっかりする事もありません。
そもそも自分勝手のど真ん中を走る不倫相手なのですから、そもそも期待する事自体間違っていると言えます。
そう強く自分に言い聞かせておきましょう。
対処法その2

【思い通りには動いてくれない、と理解する】
期待しない、という対処法に通じる内容です。
生まれ育った環境やこれまで全く異なった生活をしてきた相手が、自分と同じ思考なわけがありません。
ですが、ある程度の常識の範囲以内であったら、通常はある程度自分の読み通りに事が進みます。
その常識を不倫相手に求めてはいけません。
まともな常識、思考の持ち主であれば、不倫はいたしません。
もし妻に愛情がなくなり、他の女性に惹かれてしまったのであれば、離婚後にお付き合いをするはずです。
妻が別れてくれない。
子供に責任があるから別れられない。
など、人それぞれ理由はありますが、不倫という違法行為に踏み切っている時点で、自分勝手で通常の常識から飛び出ている人なのです。
そのような人を、自分の思った通りに動かそうと思う事自体、無理な話です。
多大な労力とストレスを生じます。
では、どうすれば良いのか。
相手を手の平で転がさず、あえて転がされる方へと回りましょう。
相手の一歩上を行くのです。
相手は自分の思い通りにあなたを操縦できているので、男としてのプライドが満たされます。
対処法 その3

【惚れた弱みからの脱却】
相手の自分勝手な振る舞いに悩んでいる時点で、この恋愛の比重はあなたが重く不利な状況にあるといえます。
自分勝手な振る舞いをしても、あなたなら離れることはない、と相手に思われているのです。
もしくは、離れてしまっても良い、とさえ思っているかもしれません。

どれだけ顔が良くても、最初からわがままで自分勝手な振る舞いをしている男性と、リスクを冒してまで不倫をしよう、などは思わなかったはずです。
あなたに惚れた弱みがあるせいで、ストレスに感じる事も口にできない状況です。
相手に惚れ直させる、というのは酷く難題ですが、あなたの愛情を減量させる事は可能です。
なぜなら、自分の感情をコントロールするのは自分だけだからです。

トレーニングというのは、やれば直ぐ身につくものではありません。こうしよう、と思って直ぐに出来るものではないので、
多くの時間と労力を要します。
彼の事ばかり考えないよう、他の趣味を見つけて没頭しよう。そう思ってもなかなかその気になれない。
当然です。
強制的に彼に対する感情の比重を移行するには、忍耐と努力が必須です。
強い気持ちでメンタルを鍛えなければ、惚れた弱みからの脱却は難しいのです。
相手に対する感情が軽減し、対等に釣り合いが取れるようになれば、相手の自分勝手な行動にストレスを感じる事が減ってきます。
我慢せずに文句も言えますし、こちらが自分勝手な事も出来るようになります。
相手も、彼女の気持ちが離れてきた?と焦ってくるかもしれません。このままではフラれてしまうかもしれないという焦りが生じる事で、彼の気持ちも再燃焼するかもしれません。
惚れた弱みから脱却をする事で、状況が一変します。
不倫は苦しく、我慢がつきものですが、それの多くが惚れた弱みなのです。
リスクを背負って付き合っているのは、相手だけではなく自分も同じです。
心を強く持つことは簡単ではありませんが、いつまでも弱いままでいては、気持ちが壊れてしまいます。
と叫びたくなりますよね。