彼のことが好きすぎて、気持ちが重くなりすぎた。
嫉妬で苦しくて、彼にも負担になってきた。
そう悩まれている方のための、気持ちを軽くする魔法をお伝えしたいと思います。
あなたの愛は何リットル?
とある心理学者の研究を例えとして利用させていただきますね。
今のあなたの愛を水で例えると、コップにはどれくらいの水が入りますか?
また、恋愛の始まった初日は、どれくらいの量が入っていましたか?
今は苦しいから水は満タン。恋愛初期は半分ほど。
という答えが予想されますが、いかがでしょうか。

このコップを手に持つ事を想像してください。
1分間、手に持つのは、まあ簡単です。
特に重く感じることはないかと思います。
じゃあ、5分手に持ってみましょう。
やや気になるけど、まあ持てない事もない。
30分持ってみましょう。
半分しか入っていないコップですが、なんだか重たく感じてきませんか?
5時間持ち続けましょう。
重さとの闘い。苦しさが芽生えてくることでしょう。
そう、重たいと感じる原因は、コップを持ち続けている時間なのです。
人を愛せる量は、人それぞれ決まっています。
愛の深い人、愛の冷めている人。
人それぞれ量はことなりますが、この量は増える事もなければ、減ることもありません。
持ちっぱなしだから 重いのです。
持ち続けるためには、コップを机に置いて休む時間を作れるかどうか、にかかっています。
重い気持ちの正体
では、コップを持ち続けている時間、というのは、いったいどういう事でしょう。
答えは、彼を想う時間です。
彼を想う時間が多ければ、その分だけコップをあなたは持っています。
24時間、何か月もコップを持ち続けている人と、1日5分を10回に分けて持ち続けている人とでは、コップの重さに苦しめられる具合は異なりますよね。
持ち続けることが苦しくなり、どこまで耐えられるか自分との闘いとなってしまいます。
さらに、手を休めることに恐れを抱きます。
机にコップを置いて、手を休める。
ただ、それだけなのに、接着剤でもくっついているのか?と思うくらい、手から離すことができないでいるのです。
適度に恋愛を楽しめて、長続きするこつ。
それは、自分が疲れないよう、どれだけ上手に愛のコップを持ち続けるか、なのです。
コップを机に置く方法1
あなたがコップを置くためには、コップを置けないでいる原因を知る必要があります。
その原因を知るために、あなたの意思でできること、出来ないことをはっきりと確認してみましょう。
視覚化できるよう、紙に書きだす方法をお勧めします。
・彼とすぐに繋がれるスマホの存在
・彼を思いだしてしまうアイテム
・過去のメールを見る
・彼を最優先する
・妄想・空想で楽しむ
その他、色々出てくるでしょうが、これらのことは、あなたの意思でどうにでもなる事柄です。
・彼の自由な時間
・彼の気持ち
・奥さんや友人、彼女に対する嫉妬心
・彼からの連絡
もっと彼との時間を作って欲しいと願っても、これはあなたの意思で時間を作成することは不可能です。
彼にもっと愛されたいと願っても、あなたは人の感情をコントロールできません。
嫉妬心ならおさえられる?と思ってしまいますが、湧いたものはごまかせても、湧くなというのは無理な話です。
向こうからくるコンタクトもそう。
彼の意思でどうにかなることは、あなたの意思ではどうにでもできません。
ここは、どうにでもできないもの、として、あきらめましょう。
あなたの出来ること、出来ない事を明確化することにより、悩んでも仕方のない事、自ら悩みへと走っている事、を知ることができます。
コップを机に置く方法2
強制的な決まりをつくりましょう。
初日は、1時間。絶対に彼を考えない時間をつくる。
1時間が無理な場合は、30分でもいいですし、15分でも良いでしょう。
ほんの少しだけ、彼を考える時間を持たないよう、決意・実行してください。
それがクリアできれは、次はもう少し長く彼を思い出さない時間をつくりましょう。
そうやって、徐々に思い出さない時間を増やし、手を休める時間を作っていきましょう。
すると、どのくらいの時間なら、心地よく持ち続ける事ができるな、というラインがわかってきます。
次にできる事も増やしましょう。
例えばスマホ。
ラインがきてるかな、連絡きてるかな、と常にスマホを見る癖を止めましょう。
気になっても、3時になるまでは見ない。
など、鉄の掟を作ることで、スマホに支配されずにすみます。
彼の優先順位
こちらも、工夫することが可能です。
彼からのlineがきたら、どんな最中でも手を止めて返信していませんか?
待ち続けたコンタクトがきた時の喜びは、コカイン使用時の興奮と匹敵する量のアドレナリンが放出されている、と研究結果にも出ています。
その喜びと快感が忘れられず、まだかな、まだかな、と1日中彼からのコンタクトを待ち続けるはめに。
これはあなたの人生ではなく、コンタクトの快感に支配された人生です。
連絡がきても、手が空いたら返信しよう。
デートも、無理して時間を調整しない。
友人と過ごしている時間は、誰からも連絡をうけない。
など、彼を最優先しないことで、コップを置くことが可能です。
一生コップを捨てろ。
手放したら二度と持つな。
というわけではありません。
好きな時に、気楽に持って楽しめば一番です。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
何事も、適度が一番です。
手を休める一歩を踏み出してみると、今ある苦しい世界が、とても安らいだ世界へと変わりますよ。