苦しさを何とかしたい！　不倫相手と別れた後の立ち直り方

付き合っている時も、結構ひどい目にあったとします。

雑に扱われてしまったり、約束を守られなかったり。

辛い気持ちにもなりますし、心が苦しくもなりますよね。

しかし、付き合っている間の悲しみより、別れた後の悲しみの方が一段とキツイのはご存知でしょうか。

別れが辛くなかった人の場合

別れたあと、かなりすっきりとふっきれる人も稀にいます。

この場合は、愛情が尽きてしまい、まったく未練がなくなっているパターンです。

簡単に言うと、もう好きではない。

むしろ、もうすでに嫌いの領域にまで達してしまっている、というパターンなのです。

ただ、このようになるのは難しいといえます。

このパターンで終われる人は、幸運だったのかもしれません。

リスクを冒してまで愛し合った仲ですので、いくら別れる決意をしたとしても、やはり心の底から嫌いにはなれません。

情が心の中の多くを占めているので、結局は嫌いという境地までたどり着けないまま、別れを迎えてしまったのです。

当然、苦しく悲しい。

思い出すだけで泣けてくることもあるでしょう。

でも、この苦しみは、生きている限り乗り越えてゆかねばなりません。

その乗り切り方をご説明しようと思います。

無理をしてまで、目を背けなくても良い

よく、別れた悲しさを乗り越えるには、何か別の熱中できることを探した方が良い、と言われます。

ですが、なにも無理をしてまで、悲しさから目をそらさなくても大丈夫。

心は疲弊し、かなりのストレスを抱えています。

人は、心が回復していないと、別のことを始める気力は沸いてこないものです。

そういわれても、心と体はついていきませんよね。

悲しい気持ちに蓋をして、なかったことにしても、すぐにしわ寄せが起こります。

また、明るいと憂鬱を繰り返してしまうことで、精神的に病んでしまう事だってあり得ます。

目をそらすのではなく、まずは苦しさや悲しさをきちんと消化するようにしましょう。

苦しい気持ちの消化の仕方1

まずは、泣ける環境委を用意しましょう。

目をはらしても良い、週末あたりがベストです。

思い切り泣き続けましょう。

声を出して泣きましょう。

彼との思い出が溢れ出してくるかもしれませんが、無理に思い出さないよう蓋をしなくても大丈夫です。

切ない思いを感じながら、とにかく泣いてみましょう。

涙はストレスを排出してくれますし、泣く行為は、軽い運動をした程度にエネルギーを消費してくれます。

泣いたら少しすっきりしますし、当然疲れます。

よく眠ることができるので、心にたまった疲労は、わずかながら回復の兆しをみせることでしょう。

苦しい気持ちの消化の仕方2

フラフラな心を支える何かを探しましょう。

泣くことで若干回復はしますが、それでもまだ病み上がりです。

ふらつく心を支えて上げなくてはいけません。

この心の支えとなるのが、

励ましの言葉であったり、励ましの歌であったり。

など、自分の心情にぴったりとあてはまる励ましの言葉を探し、呪文のように言い聞かせましょう。

苦しい気持ちの消化の仕方3

悲しい以外の感情を引き出してみましょう。

嬉しい気持ち、幸せな気持ちを、無理やり引き出そうと思っても、なかなかうまくはいきません。

そこで、もっとも簡単に引き出せる悲しい以外の気持ち【怒り】を引き出してみましょう。

この怒りを引き出すことができたら、もうゴールは近いと思って下さい。

悲しみと怒りは隣りあわせで、とても良く似た感情です。

よく、悲しくて泣いているのか、怒って泣いているのかわからない時がありませんか？

怒っている内容を紐解けば、必ず悲しかった理由も出てきます。

例えば、あなたとのデートがドタキャンされたとします。

あなたは怒りがこみ上げ、冷静でいられなかったとします。

しかし、この怒りは、ドタキャンをされたという悲しさから湧いてきているのです。

など、怒りの根源は、常に悲しみから湧いて出ています。

つまり、悲しんでいる時なら、この怒りの感情は容易に引き出すことが可能なのです。

彼の取った失礼な態度を思い出すのも良いでしょう。

喧嘩をした内容を思い出しても良いですし、利用された悔しさを噛みしめみるのも良いでしょう。

もし、彼に対して全く怒りがわいてこなかったら？

ものすごく完璧で、非の打ち所のないくらい素敵な男性だったら？

いいえ、通常の恋ならあり得ますが、不倫をしている男性ならば、すでに非は十分あります。

永遠の愛を誓っていて、法的にも守られている配偶者がいるにも関わらず、自分の欲を優先して他の女性をセカンドに置いていたからです。

どれだけ優しくても、憎めなくても、十分すぎるほど非はありますので、安心して怒ってください。

苦しい気持ちの消化の仕方4

怒りの気持ちが湧いてきているとき、脳内では多量にアドレナリンが分泌されています。

このアドレナリンは、悲しい時ではなく、興奮状態で湧いて出てくる分泌物です。

彼との愛に興奮している時であったり、怒っている時であったり、集中している時であったり。

かなりのエネルギーを消費してくれますし、何より癒しの分泌物セロトニンを呼び戻してくれるのです。

脳がアドレナリンにより加熱しすぎると、それを抑えようと脳が働きます。

アドレナリンを抑制するセロトニンが分泌され、疲れた体を癒してくれます。

辛い悲しみを乗り越えるのに、もっとも必要なのが、この癒しのセロトニンです。

疲弊しきった心は、癒すことでしか回復できません。

疲れ切った心を封印し、目をそらしても、消化しきっていない感情は残り続けます。

しかし、悲しみから目をそらさず、向き合ってその思いが浄化できたのならば、立ち直ることも難しくはありません。

心は癒すことでしか回復ができませんし、目をそらして見ないふりもできません。

後戻りをしないためにも、すっきりとした明日を迎えるためにも、まずは心を癒すことに専念しましょう。

それでも、どうしても一人では立ち直ることが難しいのであれば、負の感情を浄化し、陽の感情を与えてくれる力を他から借りるのも一つかもしれません。

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